湿気がこもりがちで、カビが生えやすくなっているお風呂は、経年劣化が感じられるようになったら、衛生面にも注目しましょう。経年劣化は、カビの汚れを落としにくくなったり、こびりつきがひどくなったときに検討すると良いでしょう。お風呂の壁や床は、適切な清掃道具を使用していないと傷がついてしまいやすく、傷にはカビが根を張ります。カビなどの汚れを落としにくくなっている場合は、床や壁の表面に傷がついている場合が多いです。
お風呂リフォームで壁や床の表面の傷を修繕すれば、カビが繁殖しにくい環境に回復させられます。お風呂リフォームを実施する場合は、カビ予防の効果が得られるように工務店に相談しましょう。壁や床の素材を変えたほうが、カビの発生を予防できるようになることもあるからです。壁や床の傷を修繕しにくい素材もあります。
樹脂の場合は、修繕が困難なことが多いです。タイルの場合は、部分的に修繕することが容易な場合が多いですが、タイルとタイルの間の目地は容易ではないこともあります。お風呂リフォームは修繕か交換か悩む要素もありますが、リフォームだけで考えるのではなく、衛生面からもアプローチすると良いでしょう。衛生的な環境を維持しやすいように、お風呂リフォームを検討することで、カビ予防も視野に入ってきます。
お風呂リフォームを複数の工務店に見積りを依頼する場合は、予算だけでなく、カビ予防効果にも注目すると良いでしょう。お風呂は、カビ予防にも効果が得られるように改善するリフォームが理想的です。